肌がごわついていると感じたことはありますか?
不要な角質を適切に取り除けていないとメイクノリが悪くなったり、肌が固くなって扱いづらくなることがあります。
お肌の感触と密接な関係にある角質層をケアすることは、とても大切!
本日はおすすめの角質ケア方法と、注意点もご紹介いたします。
角質とは、肌表面を覆っている「角質細胞」のこと。
肌の一番外側を覆っており、0.02mmほどの薄さですが、肌にとってとても重要な「バリア機能」や「保湿機能」などの役割を持っています。
角質層は、N.M.F(天然保湿因子)を含み、肌のうるおいを保ちます。
肌のごわつきの原因になりうるのは、「乾燥」、「紫外線ダメージ」などですが、古い角質が適切に剥がれ落ちずに肌に残っているとごわつきを感じやすいです。
古い角質によって、ごわついたように感じるときの肌状態は「角質肥厚」と呼ばれます。
角質は、ターンオーバー(新陳代謝)によって剥がれ落ちますが、ターンオーバーが乱れてしまうとうまく古い角質がオフされず蓄積されます。
その結果、カサつきやゴワつきなどの肌悩みにつながってしまいます。
先ほどのような肌のごわつきの原因にもなる「古い角質」。
角質を適切にオフする、「角質ケア」の方法はいくつかあります。
「トナーパッドでの拭き取り」「酵素洗顔」「ピーリングジェル洗顔」「スクラブ洗顔」などがあげられます。
トナーパッドでの拭き取りは、メイク前やスキンケア前、
肌のごわつきが気になったタイミングで週に2~3回程度行うことがオススメ。
好みに合わせてエッセンスやシートのタイプを選んでみてください!
酵素洗顔は汚れが落ちやすく、古い角質の除去にも向いています。
また、十分に泡立てることで、摩擦レスに洗顔できるため、摩擦が原因の角栓の詰まりなども防止できます。
メディヒールの酵素洗顔は、泡立てネット要らずでもちもちの泡が完成。
毛穴ケアタイプの「ポア」パウダーウォッシュには炭を配合、肌荒れ防止タイプの「カーミング」パウダーウォッシュにはティーツリー成分をたっぷりと配合し、乾燥から肌を保護しながら、すべすべ肌に洗い上げます。
角質ケアと同時に「毛穴汚れや皮脂が気になる」方は「ポア」、「乾燥対策もしたい」という方は「カーミング」がおすすめ!
ピーリングジェル洗顔を使用する場合は、アイテムによっても異なりますが、週に2回程度のケアがおすすめ。
ジェルで肌をマッサージしながら表面の角質をケアすることができます。
メディヒールのピーリングジェルは、吸着成分である「炭」や「火山灰」を配合しているため、毛穴汚れ・角栓などに吸着しながら、汚れや古い角質によるくすみ・ザラつきをすっきり洗浄します。
適切なタイミングで角質オフをする必要があり、頻繁すぎたり、過度な角質ケアはNGです。
角質の重要な役割である「肌のうるおいを保つ」ことや、「バリア機能」を果たせなくなってしまいます。
角質ケアといえば肌に触れて角質を除去することを思い浮かべますが、いかにやさしく角質除去ケアができるかが大切です。
肌への刺激につながってしまいますので、力を入れず、摩擦を最小限に抑えたケアを心がけたいです。
ビニール肌という言葉をご存じですか?スキンケアを丁寧にしている方がなってしまうというケースが多い「ビニール肌」。
角質ケアのペースが頻繁すぎるなど、過剰な角質ケアをした場合、「古い角質」だけでなく、肌に必要な角質までを除去してしまうことでビニール肌になってしまうことがあります。
肌表面で大切な役割を担っている角質層が健康な状態よりも薄くなってしまっている状態で、見た目は表面がつるつるとして薄いビニールを貼ったような肌になり、一見美しい肌状態のように思えますが、実際には角質の重要な役割である「肌のうるおいを保つ」ことや「バリア機能」を果たせなくなってしまいます。
バリア機能が低下している状態のため、そのままにしておくと肌の状態が悪化してしまうことがあります。カサつきやツッパリなど乾燥を感じやすくなったり、紫外線によるダメージを受けやすくなってしまいます。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
角質ケアのやりすぎには注意が必要ですが、適切な角質ケアは肌の手触りを柔らかくしてくれたり、メイクノリを良くしてくれたり、嬉しい効果がたくさんありますね。
古い角質が残って肌が扱いにくくなっているときには、いつものスキンケアに合わせて角質ケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?